【行政書士試験】フォーサイトの教材を使ったもの・使わなかったものに分類してレビューしてみた

(この記事は2020年4月23日に更新されました)

「フォーサイトってどんなコンテンツがあるんだろう」
「安いけど合格に必要な物は揃っているのかな」

この記事はそんな疑問を持っている方向けに書いています。

こんにちは。
ショシ太郎です。

行政書士試験対策の予備校を選ぶにおいては、講師の質や授業料だけでなく、教材の充実度も重要なポイントになってくるかと思います。

私はフォーサイトを利用しまして、具体的にはバリューセット1「行政書士基礎+過去問講座2019年度試験対策DVD」という一番スタンダードで安価なコースでした。
なお、このコースには直前対策と答練講座は含まれていません。

コースに申し込んでから様々な教材が送られてきたのですが、今回はその教材を使ったものと使わなかったものに分類してみようと思います。

フォーサイト公式サイト・受講申し込みはコチラから

使ったもの

テキスト

フォーサイト テキスト

これが無いと話になりません。
教材が届いた日から、試験開始直前まで使用していました。
思い出の詰まったテキストなので処分しづらいです。。。

過去問題集

フォーサイト テキスト

これもテキストと並ぶ最重要アイテムです。
肢の重要なポイントはテキストの該当ページとリンクされており、確認しやすい仕様になっています。
該当ページの記載がない肢はいわゆる捨問という認識をしているようです。

私はこの過去問題集を中心に勉強を進めていきました。
ご覧の通りこの問題は10回解いており、民行の過去問題集は平均してこのくらいは回しています。(日付の付け方が汚すぎて申し訳ないです。)

道場破り

道場破りはフォーサイトが提供するEラーニングです。
ここから講義を視聴したりテキストを見たりできます。トップ画面には同時接続人数や本日の格言なども掲載されておりモチベが上がります。
その中でも私が一番利用したのは「確認テスト」です。
1回25問の確認テスト(〇×問題)を計40テーマ受講できます。私は学習初期に利用することが多かったです。
スマホでポチポチするだけでいいので満員電車通勤の際はかなり重宝しました。

どれも10回以上は受講しています。
内容は基本的な問題が中心なので、講義を見た後の知識の定着にも使えます。

道場破りの良い点は、ユーザビリティに優れているというところです。
他の予備校もこういったシステムは用意しており、実際に使ったことがあるのですが、正直かなり古臭く使いにくかったことを覚えています。
フォーサイトの道場破りはスマホでもPCでもサクサク動きますし、操作面も特に不満はありませんでした。

道場破りではその他にも質問箱や、用語集、スケジュール帳等の機能もありますが私は一度も使用しませんでした。

導入冊子類

受講ガイドにはフォーサイトの使い方が書いているので勉強を始める前にサラッと読みました。
戦略立案編は記憶のコツやスケジュールの立て方等、勉強に関するコラムが計12テーマで構成されています。読み物として参考になる内容でした。
合格必勝編は戦略立案編と同じような構成ですが、こちらは直前期に焦点を当てています。
入門講座には行政書士試験の概要であったり、それぞれの法律の概念的なことが書いているのですが私は一応大学で法律を学んでいたのでここはほとんどスルーしました。

再現問題集

再現問題集という名前ですが、中身は前年度の本試験問題です。
形式としては一番新しいものなので直前期まで温めておきました。

模擬試験(2回分)

フォーサイトオリジナルの模擬試験です。
第1回と第2回の計2回分受講できます。
1回目が基礎レベルで2回目が本試験レベルという設定ですが、かなり簡単に作られていると感じました。
私は試験1カ月前に解いてみたのですが、1回目が178点、2回目が202点でした。(どちらも記述抜き)
Aランク問題を中心に出題しているようなので、基礎の再確認と、自信付けに役立ったと思います。

行政書士さくらの事件簿

行政書士 フォーサイト

勉強を本格的に始める前に一読しました。
行政書士ってこんなことするんだ~って思った記憶があります。
一応読んだので使ったものにカウント、面白かったですよ。

マークシート用シャーペン・消しゴム

意外と嬉しかったのがマークシート用のシャーペンです。
芯の太さが2mm弱くらいあるのでマークシートを塗る時間を体感で半分短縮できます。
本試験もこのペンを使用しましたし、今後のマークシートの試験でも使用する予定です。
もちろん芯削りと替え芯もついています。(紛失注意)
おまけの消しゴムはほとんど使ってないので記念に取っておこうと思います。

使わなかったもの

合格カレンダー2019

行政書士 フォーサイト
行政書士 フォーサイト

試験2カ月間前から使用できる卓上カレンダーです。
時期が来たら使うつもりでしまっていおいたんですが、そのまま忘れてしまいました。
ちょうどこのカレンダーを使用できるタイミングで送ってもらえれば忘れずに済んだのに・・・。

フォーサイト学習20カ条

行政書士 フォーサイト

段ボールの奥底で眠っていました。。。こんなのあったっけ。。。
よく見るとなかなか厳しいことが書いてあります。
「勉強すらできない者に何ができる!」
誘惑に負けがちな人は壁に貼っておくと喝を入れてもらえます。

ポスター

フォーサイト 行政書士

「日々是前進」「負けてたまるか」「絶対合格」
力強い言葉が記されています。
サイズが割とあるので貼り付けるスペースがありませんでした。

合格手帳

フォーサイト 行政書士

勉強時間や内容を記録できる手帳です。
月・週・日単位で予定や実績を記入することができます。

左のページに予定を書き込み、右のページに実績を書き込みます。達成率や反省点等、学習の振り返りを丁寧に行うことができます。
一時間ごとのタイムスケジュール表です。これを見れば一日の時間の使い方を可視化できます。無駄な時間を使っていないかチェックできますね。

この手帳も段ボールの奥底に眠っていたのですが、今思えば使ってもよかったな~と少し後悔しています。
行政書士の勉強をしていたときはこういった記録を一切しなかったので、一年間でどれくらい勉強したのか全く分からないんですよね。。。
その反省を活かし現在はスタディプラスで勉強時間だけ記録していますが、手帳に書くほうが早い気がします。

演習ノート

択一問題を解く際に使用するノートです。

過去問を解くときは、1~5全ての肢を検討することが大事です。
なぜその肢が正解/間違いなのかを一つ一つ理解していかないと力は付かないです。
演習ノートは、このような考え方から肢を一つ一つ検討し、その根拠を記載する枠が設けられています。
確かに力の付くやり方だと思いますが、全部書いていると時間がいくらあっても足りないですし、同じことを頭の中ですればいいやと思ったので一度も使用しませんでした。

講義DVD

講義はネット(道場破り)で全て視聴可能なので一度も使用しませんでした。
出先で勉強したいけどネット環境が無い!というときに使うことが想定されますが今はどこにいってもWi-Fiがある時代なので出番はかなり限られてくるような気がします。
売ろうと思ったのですが一部紛失してしまい処分に困っています・・・。

最後に

今回はフォーサイトのコンテンツについてサラッと紹介してみました。
一年間使った上での感想ですが、テキストや過去問、模試などの必須コンテンツはしっかり押さえられています。
中身もメイン教材として使用できる内容だと思います。
道場破りのEラーニングシステムも他の予備校にはない魅力ではないでしょうか。
ポスターやマンガはおまけだと思っていただいて大丈夫です。(私は使用しませんでしたが、色々もらえると嬉しかったです。)

とはいっても、私はフォーサイト以外の教材も使用したのでそちらについては別途記事を書く予定です。

ショシ太郎