【革靴】靴磨きをワンランクアップ!コバインクを使った手入れ

こんにちは、うーさーです。

みなさんは普段どれくらいの頻度で革靴を磨いていますか?

それぞれ靴を履く頻度によって変わってくるかと思いますが、多くても週に1回、平均的に見れば月に1回くらいが妥当なところでしょうか。
あまりこだわりがない方でも2,3カ月に1回くらいは磨くのかな・・・?

靴磨きというと、アッパーの汚れを落としてクリームを入れるというのが一番連想されやすいかと思います。
そのため、「コバ」の手入れは意外と忘れられがちなんです。

革靴マニアの方々からすればコバを手入れするのは当たり前のことですが、一般人にはあまり知られていないんですね。

ということで今回の記事では、そんな放置されがちなコバの手入れについて書いていきます。

・コバの手入れ方法
・コバインクの使い方、注意点
・意外な使い方

それでは、詳しく見ていきましょう。

コバ

コバとは?

コバ(edge)とは、靴の土踏まず部分より前方を縁取るウェルト(細い帯状の革)のうち、アッパー(甲革)よりも外側にはみ出た部分のことです。「エッジ」とも呼ばれます。

靴とバッグの本格修理 スピカより

簡単に言うと、靴の外側の縁のことですね。
以下の写真で見るとよくわかるかと思います。

コバの接地面が削れて色あせているのがお分かりでしょうか。

つま先もかなり色あせています。
この靴に関してはゴムキャップを付けなおす必要もありますが、それはまた別のお話。

ここまでチェックする人がどれだけいるかは分かりませんが、せっかく靴を磨いてキレイにしても、コバがボロボロだったら勿体ないですよね。

ということで今回は「コバインク」を使用してコバを補色していきたいと思います。
手入れは簡単ですが、見違えるように変化するのでぜひ挑戦してみてください。

Boot Black エッジカラー

今回使用するコバインクは、Boot Black(ブートブラック)のエッジカラーという商品です。

早速塗っていきたいところですが、その前にコバの汚れを落とします。
専用のクリーナーがあればそれを使いますが、無い場合は固く絞った布で代替してください。
靴の手入れは、最初に汚れを落とすことが基本です。

コバインクの使い方はいたって簡単で、中に色が付いた水性インクが入っています。
蓋の先っちょにスポンジがついているのでこれをコバに直接塗りつけていきます。

取り出したばかりのスポンジはインクを目いっぱい吸い取っている状態なので、瓶の内側に押し当ててインクが垂れないようにしてから使用しましょう。

塗りつける際は力を入れずにコバをなぞるようなイメージで。
ムラができないように均等に塗りましょう。

ここで注意喚起を2点。

インクは水性です!

先ほども書きましたが、コバインクは水性です。
塗った直後は色移りしやすいので触れないようにしましょう。
気が付くとあちこち真っ黒になっているかもしれません。

使わないときは絶対に蓋を閉める!

瓶の中にはインクがたっぷり入っています。
万が一のことがあるので、作業を中断する際は絶対にふたを閉めましょう。

特に賃貸にお住まいの方は気を付けてください。
(私はフローリングの上だったので助かりました。。。)


塗り終わったら、20分ほど乾かします。
インクが乾いて指で触っても色移りしなくなったら仕上げの作業です。

ワックスがけも忘れずに

コバインクは水性なので、雨に濡れると色落ちしてしまいます。
それを防ぐためにワックスがけを行い、コバにコーティングをかけます。

ワックスは、以前に鏡面磨きの記事で紹介したものを使用します。
使い方も鏡面磨きと同じ要領なので以下を参考にしてみてください。

ワックスがけについて

 よめ初心者向けに分かりやすく鏡面磨きを解説してほしい!そんな疑問にお答えします。こんにちは、最近靴ネタばかり投稿しているうーさーです。今回は鏡面磨きについて解説していきます。つま先やかかとをピッカ[…]

After

全ての作業を終え、生き返ったコバがこちらです。

ビフォーの写真と比べると、とても引き締まって見えます。
側面まで見られることはあまりないかもしれませんが、つま先は比較的見えやすいので、マイナスイメージを持たれないよう小まめに手入れしたほうが良いですね。

番外編

色あせたコバの補色に役立つコバインクですが、私は前々から思っていたことがあったのです。
それは・・・

「革のコバに補色できるなら、レザーソールもいけるんじゃね??」

アウトソールが真っ黒な靴を見たことがあるかと思いますが、あれはレザーソールを黒く染色して加工しているんです。(ゴムを除く)

これを”カラス仕上げ”と呼び、高級靴によく採用されています。
私はそれをコバインクで再現してみようではないかと思い立ったわけです。

これがビフォーの状態です。

まずはソールの汚れをふき取り、専用のクリームを塗り栄養を補給します。

それが終わるといよいよ着色作業です。
コバと同じ要領で、コバインクを塗りたくっていきます。
そうすると・・・

なんだかそれっぽくなりました。
ただ、これだけではすぐに色落ちしてしまうのでワックスでコーティングします。

完成形がこちらです。

光沢があり、ドレッシーな雰囲気が出ているような気がします。
軽くやすりをかけて凸凹を減らしてもよかったかも?

しかし・・・

アウトソールにコバインクを塗るのはオススメしません。
繰り返しになりますが、コバインクは水性です。
ワックスでコーティングしたとしても色落ちする可能性は十分あります。

色落ちした状態で歩くと、床やカーペットが真っ黒になる恐れがあります。
なので雨の日は絶対履いてはダメです。

ちなみに以下が初歩き後の写真です。

アスファルトを3kmほど歩いてみたらこんな感じなりました。
このときは色落ちは一切なかったので、外履きなら安心して使えそうです。

ですが、本来の使い方ではないのでやるなら自己責任でお願いします(笑)

うーさー