【行政書士試験】六法を制する者は行政書士試験を制する【判例六法】

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(この記事は2020年4月15日に更新されました)

「行政書士試験に六法っているの?」
「どの六法がいいのか分からない」

この記事はそんな疑問を抱えている方に向けて書いています。

こんにちは。
ショシ太郎です。

みなさん、試験勉強をする際、隣に六法が置いてありますか?

アナログな考え方かもしれませんが、法学といえば六法!やっぱり六法を引いて条文を確認するという動作は大切です。
何回も引いていると、問題を解く際、「六法のあのページの右上に書いてあったな~」みたいな謎の根拠で正解を導くこともできます(笑)

さらに最近の行政書士試験は、試験委員が作った偽条文が肢に出てきて、受験生を惑わしにかかってきています。
ですが、しっかり条文を読んでいれば「そんなの六法に書いてなかったよ」という具合に即切りできる肢でもあるんです。

私は大学で法律を専攻していたこともあり、六法で条文を確認するという動作には慣れていましたし、こと行政書士試験においてもほぼ毎日のように六法を使って勉強していました。
そんな私がおすすめする六法・・・
それは、判例六法です!!

判例六法とは

有斐閣が出版している六法です。
私が使っていた平成31年版は、ショッキングピンクカラーで存在感抜群でした。
後ほど詳しく述べますが、判例と条文がセットになっているのが最大の特徴です。

判例六法
判例六法

一年強ほぼ毎日使用した私の判例六法です。
行政法や民法のページを中心に使用感が出ています。
判例を引くために使った索引もボロボロになっています。
常に隣に置いていたため、かなり愛着が湧いています。

判例六法のいいところ

条文と判例をセットで記憶

その名の通り、「判例六法」は、条文と判例がセットで収録されている六法です。
関連する条文の隣に判例が記載されているため、条文と判例をセットで記憶することができるんです。
ちなみに、収録法令数は142件、収録判例数は12,200件ということで、行政書士試験合格のために必要な条文と判例は全て掲載されているといってもいいと思います。
受験生の中には別途で判例集を購入される方もいますが、判例六法だとその必要がありません。

判例は、判旨のすべてが記載されているわけではないですが、ポイントとなるところは押さえられているため、判例六法に載っていることがそのまま試験に出ることもあります。

なお、条文は黒色、判例は青色という2色構成となっているためぱっと見で条文と判例を見分けやすいです。

条文と判例がセットになっていることで、情報の一元化が可能になります。
この一冊に「試験に必要なすべてが詰まっている。」それを実現するのが判例六法です。

「行政法総論」は行政書士試験のためのページ!?

「行政法総論」という、行政法の重要判例をまとめたページがあるのですが、これが試験対策にかなり使えます。
行政書士試験のために作られたようなページで、頻出の判例ばかりが掲載されているため、ここを見直すだけでも試験対策になります。

判例六法 行政法総論

行政法に、行政手続法・行政不服審査法・行政事件訴訟法の3つがメインとなりますが、それらのどこにも属さない(カテゴリ訳が難しい)、いわゆる「総論」と呼ばれる判例が収録されています。

ショシ太郎流!!判例六法の使い方

私が判例六法をどのように使っていたのかを紹介します。
まず、原則として、勉強するときは常に六法を使用します。
テキストで参照条文が出てきたらチェックしますし、過去問や模試の復習をするときも必ず使用します。
解説を読むと参照条文や判例が出てきますが、それを逐一判例六法でチェックします。
冒頭で申し上げましたが、やはり「六法を引く」という行動が暗記の一助になるんですよね。
極端な話、行政書士試験は正しい条文や判例を理解していれば突破できる試験です。
その答えはすべて判例六法の中にあるわけですから、逐一引いて確認することは重要です。

そのうえで意識したポイントはやはり情報の一元化です。
この六法を見れば自分の苦手や、頻出条文/判例、今年出そうな条文/判例、条文/判例の中でも重要なポイントなどが分かるように管理していました。

本当は実物をお見せしたいのですが、著作権の問題がありますので、私が手書きで再現してみました。

条文編

まずは条文編です。
条文によってチェックの仕方は異なってくることもありますが、原則ルールは以下の通りです。

判例六法 書き込み
条文編 まとめ方ポイント
  • 出題された回数を正の字でカウント
  • 出題された条文には線を引き、一目で分かるように
  • 記述で問われそう/問われたところや、間違えたところはマーカーでチェック
  • 努力義務はピンク、義務はオレンジでマーク
  • その他気になったところは横線や丸でチェック

出題された回数をカウントする際、過去問は青色、模試/答練は緑色というように色分けをしていました。
そうすることで、過去問でよく出ている条文、模試や答練ではよく出てくるけど過去問では一度も出題がない条文などが浮き彫りになるんです。
条文を確認するための六法が問題分析ツールに早変わりです。
その他に条文の中でも確実に暗記しておきたい部分はマーキング、努力義務/義務は色分けして一目でわかるようにするなど工夫を凝らしました。

判例編

判例六法 書き込み
判例編 まとめ方ポイント
  • 基本的には条文と同じ
  • 出題された判例は、一目でわかるようにマーカーでチェック
  • その他自由に書き込み

基本的には条文と同じです。
こちらも出題回数をカウントすることで重要判例をあぶりだすことができます。
先ほど紹介した行政法総論と相性が良いですね。
あとは記述で問われそうなところはチェックし、自分が判例を理解しやすいように書き込みをしていました。

まとめ

最新の六法はこちら↓

行政書士試験を突破するカギは条文と判例にあると思います。
というか、ほぼほぼそこからしか出ません。
判例六法を使えば、条文の後ろに関連する判例が掲載されているため、条文と判例をセットで覚えることができます。
行政書士試験は覚えなけばならない量が膨大なので、いかに効率よく勉強するかが重要です。
条文と判例を別々で覚えるよりも、セットで覚えたほうが絶対楽ですよね。
それが可能なのが判例六法です。
ぜひ書店で現物を確認してみてください。

ショシ太郎