ガラスレザーとは?メリット・デメリット、傷の補修方法を解説【モウブレイ レノベーター】

ガラスレザー
 
よめ
ガラスレザーって何?
手入れはどうやったらいいの?

そんな疑問にお答えします。

こんにちは、メルカリで革靴漁りにハマっているうーさーです。

私はお仕事柄、毎日革靴を履いています。
革製品が好きなので、仕事だけでなくプライベートでもよく履いています。
革といってもいろいろな種類がありますが、今回はガラスレザーに着目して記事を書いていきます。

ガラスレザーは低価格帯の靴に使用されることが多く、革靴の入門的な立ち位置にあるようですが、実はとても癖のある革なんです。
この記事ではガラスレザーの特徴から実際の手入れ方法まで、実物の写真を交えながら解説していきます。

・ガラスレザーの特徴
・ガラスレザーの革靴に向いている人
・ガラスレザーの手入れの方法

それでは、詳しく見ていきましょう。

ガラスレザーって?

イメージで言うとエナメルのようなツヤが特徴です。(厳密にはエナメルとガラスレザーは別物です。)
人工的な光沢があるので、ぱっと見でなんとなくこれはガラスレザーだなと判断できます。

ガラスレザーの特徴である光沢は、革の表面を削り、その面を樹脂でコーティングしていることで生ずるもので、革本来の持つ光沢ではないです。
このコーティングが、良くも悪くもガラスレザーの大きな特徴になってきます。

 
うーさー
日本の老舗革靴ブランド「REGAL」の低価格モデルはガラスレザーを採用した靴が多いです。

メリット・デメリット

ガラスレザーですが、もちろんメリットとデメリットがあります。
樹脂のコーティングが良くも悪くもガラスレザーの特徴だと説明しましたが、以下を見ていただけるとその理由が分かるかと思います。

メリット

・光沢のおかげでドレッシーな見た目になる
・樹脂が水を弾くので雨の日でもガンガン履ける
・樹脂が革をコーティングしているため、基本的にメンテフリー
・価格が安い
デメリット
・革を育てるという概念がないので革好きにとっては退屈
・履きジワができやすく、そこからヒビ割れしてしまうことがある
・革が樹脂で覆われているため通気性が悪く、蒸れやすい
一度ついた傷の修復、補色が難しい
 
まとめると、
キレイな見た目で雨の日にも使える万能選手
だけど長期の使用は難しく、定期的に買い替えが必要!

デメリット「傷の補修」について

デメリットの3番目「一度ついた傷の修復が難しい」ですが、これが一番のウィークポイントだと思います。
実際の写真を見てみましょう

REGALのLRBDです。(多分)
社会人になって2足目に選んだのがコイツでした。
当時は革のことなどさっぱりわからなかったので、テカテカ光っててかっこいいなーという理由で購入しました。

傷つきやすいのが靴の内側部分です。
ここは靴と靴が擦れて色が剥げてしまいます。
歩き方を意識すれば防げそうなところです。

つま先もこんな感じで擦り傷だらけです。
この靴はシャドウ加工を施しているので傷が目立ちます。


通常、革についた傷というのは、よっぽど酷いものでない限りクリームを塗ってブラッシングをすれば直ります。(ブラッシングだけでも傷は消えます)
しかし、先ほど説明したようにガラスレザーは革の上から樹脂でコーティングをしているため、クリームが皮まで浸透しないんです。
そのため一度ついた傷を隠すことは困難です。

革製品なのでそれはそれで味があっていいと思う方もいるかもしれませんが、ガラスレザーのドレッシーな雰囲気に傷は合いません。
 
 
よめ
傷がついたら終わりなの??なんとかならないのかしら。。。
 
うーさー
それが、なんとかなるらしいんですよ奥さん。

手入れについて

ガラスレザーについてしまった傷は、限度はありますが補修することができます。

M.モゥブレィ コードバンクリーム レノベーター

靴の手入れをする方ならみんな知っているモウブレイ
とりあえずここのクリームを買っておけば靴磨きで困ることはないでしょう。

そんなモウブレイから販売されている「コードバンクリーム レノベーター」がガラスレザーの補修に使えるらしいんです。

用途のところに、②ガラスレザーの補色・ツヤ出しと書かれています。
こんな風にはっきりガラスレザーに使えますって書いてあるクリームは少ないんですよね。
メインの用途としてコードバンの補色・栄養・ツヤ出しとありますが、今回は関係ありません。
ちなみにコードバンは高級革の一つで、ガラスレザーと同様、光沢が特徴の革です。
ただ、その光沢は人工的なものではなく革本来が持つものという点で大きく異なります。

比較

というわけで、G.H.BASSのローファーを使って実験してみます。
左が手入れ前で、右が手入れ後です。

いかがでしょうか。
完全に隠せているわけではないですが、このレベルだと気にならないでしょう。このクリームを買う前は他のものを使っていたのですが、ガラスレザーには効果がなく、気休めにもなりませんでした。

なお、先ほど掲載したREGALも試してみたのですが、茶色の靴はクリームの色の選択が難しく、ピッタリハマるものがなかなかありません。
そのため思ったように補色ができませんでした。

塗り方のコツとしては、通常の靴磨きみたいにクリームを延ばしすぎずに、補修したい箇所に塗りつけた後、ブラシでこすってあげるときれいに仕上がります。

まとめ

デメリットが目立ってしまいましたが、ガラスレザーには汚れや水を通さない強みがあります。
特徴を理解したうえで雨の日用に一足持っておくと重宝すると思います。
茶色だと傷を補色するのが難しいので、黒のストレートチップをオススメします。

うーさー