そんな疑問にお答えします。
こんにちは、靴箱のスペースが足りなくなってきたショシ太郎です。
スーツを着る仕事をしている方は、ほぼ毎日革靴を履いていると思います。
毎日使うものだからこそ、寿命は長いに越したことはないですよね。
そんな靴の寿命を延ばしてくれるアイテムがシューキーパー(シューツリー)です。
靴のしわを伸ばし、本来の型を維持してくれるシューキーパーですが、とりあえずあればいいという物ではありません。
特に、100均などの安いシューキーパーを使っている方は気を付けたほうがいいです。
今回は私の悲惨な経験と一緒にお伝えしていきます。
・靴の寿命を延ばすためにはシューツリーがベスト
被害者
被害者は一年半ほど前に購入したリーガルのダブルモンクトゥです。
型番は忘れてしまったのですが、25,000円くらいだったと思います。
上質な皮を使っているわけではありませんが、メダリオンとダブルモンクの雰囲気がマッチしていてお気に入りでした。

この靴を見て、何かおかしいと思いませんか?
・・・・そう、つま先です。
つま先にあまりにも不自然なしわが付いています。
普通に履いているだけではこんなしわは付きません。

横から見るとこんな感じです。
よく見るとしわの手前側のアッパーがぽっくり膨れているように見えます。

右足。
深いしわが入っていますね。。。
伸ばそうと試みましたが無駄でした。

続いて左足。
こっちに至っては2か所にしわが入っています。
かなり悲惨な状態であることがお分かりいただけたかと思います。
貧乏性の私は、これでも我慢してしばらく履いていたのですが、さすがに恥ずかしくなってきたので今は靴箱で眠っています。(のちに処分しました。)
このしわさえなければまだまだ履けるので非常にもったいないことをしています。。。
一体なぜこんなことになってしまったのでしょうか。
犯人はコイツだ!
とりあえず靴の型崩れを防げばいいんでしょ!と思った私は100均で買ってきたシューキーパーを装着していました。
これが全ての始まりです。

犯人はこのシューキーパー(と私の貧乏性)です。
シューツリーって意外と高くて何セットも買うと一万円を余裕で越えてしまうんですよね。
そんなお金持ちではないので、100均でこいつを見つけたときはウキウキでした。

上の写真が靴に装着した際の理想の状態です。
シューキーパーがつま先からベロに向かって右肩上がりになっています。

しかし、このようにつま先部分が上を向いてしまうと、先端がアッパーを圧迫し、革にくせがついてしまいます。
私は靴をこの状態で保存し続けていたので、写真のような取り返しのつかない深いしわになってしまったのです。
恐らくですが、テンションの調整を誤っていたことが原因ではないかと思います。
普通に使っていると写真のようにつま先部分が上を向くことは考えにくいのですが、しわを伸ばすためにシューキーパーのテンションを必要以上に強い状態で装着してしまい、その際につま先の向きが変わってしまったのではないかと思われます。
素直にシューツリーを買おう

これに懲りた私は、素直にシューツリーを購入しました。
Amazonで調べると1セット3,000円ほどでシダー製の高品質なものが購入できます。
革靴一足無駄にするくらいなら、初めからそうしておけばよかったんだ。。。
100均のものと違って、かかと周りやアッパーサイドもしっかりケアしてくれるので型崩れ防止の観点からも利があります。
また、アッパー部分がパカパカ動かないので靴の先端にテンションがかかることはありません。
皆さんも、革靴を買ったら100均のシューキーパーではなくシューツリーを合わせて購入するようにしてください。