【俺の”一生モノ”】WOLVERINE(ウルヴァリン )1000マイルの履き心地をレビュー

ウルヴァリン 1000マイル

こんにちは、革製品大好き人間ショシ太郎です。

冬が大嫌いな私ですが、一つだけメリットを感じることがあります。
それは・・・ブーツが履けることです。
冬だとアウターを羽織るようになり、コーディネートの幅が広がりますから足元のオシャレも楽しめます。

ブーツといってもいろんな種類がありますが、今回は私が愛してやまない「ウルヴァリン 1000マイルブーツ」を紹介します。
”オシャレは足元から”と言いますが、1000マイルを履いておけばとりあえず真夏以外はOKです。

・シンプルでパンツを選ばない
・経年変化を楽しめるクロムエクセルレザーを使用
・革が柔らかく足に馴染みやすい

それでは、詳しく見ていきましょう。

ウルヴァリン 1000マイル

ウルヴァリンは、1883年にアメリカで設立されたシューブランドです。
ウルヴァリンで検索すると映画がヒットしますがそちらとは何の関係もありません。

そんなウルヴァリンが誇る”1000マイルブーツ”ですが、この名前には「1000マイル歩いても壊れない」という意味が込められています。

肉厚で頑丈な作りながらも、足に吸い付くような柔らかい履き心地が当時のワーカー達のハートを射抜いたようで、ウルヴァリンを代表する一足にまで躍り出ました。

特徴としては、グッドイヤーウェルト製法で、クロムエクセルレザーを使って作られていることです。(後述します)

デザインを見ていきましょう。

ウルヴァリン 1000マイル
ウルヴァリン 1000マイル

この佇まい・・・王者の風格です。
ワークブーツの無骨さとドレスシューズのような上品さを兼ね備えています。
私は1000マイルを気に入りすぎて2色買ってしまいました。

ウルヴァリン 1000マイル
ウルヴァリン 1000マイル

ワークブーツですが、上品で飽きの来ないデザインなのでジーンズだけでなくスキニーやスラックスにも合います。
ブラウンの1000マイルは1年ほど前に購入してから履き倒しています。

ウルヴァリン 1000マイル
ウルヴァリン 1000マイル

ブラックの1000マイルは、2014年に購入したものです。
初めてのブーツだったということもあり、初期はかなり雑な履き方をしていたのですが、名前の由来通り、まだまだ活躍してくれそうです。
今のところリペアはヒールの取り換えのみです。

フックで着脱楽チン

上から3つはフックになっているので着脱が楽です。
座敷の居酒屋に行っても安心です。

レースを結ぶ際は少し面倒ですが、慣れれば楽ちんです。

レザーソール

ウルヴァリン 1000マイル ソール

ソールはレザーを採用しています。
肉厚なレザーソールなので、雨天時に歩いても水が染み込んでくることはなかなかないです。

私はプライベート用の靴には半張りをしない派なので、爪先部分は靴修理屋さんに頼んで摩耗防止のスチールを付けてもらっています。

クロムエクセルレザー

1000マイルはクロムエクセルレザーという皮を使って作られています。

クロムエクセルレザーとは
名門ホーウィン社が提供するクロムエクセルレザーは、コンビ鞣しという手法で皮を鞣し、数種類の油をブレンドしています。
多量のオイルを含んでいるのでツヤが出やすく、革が柔らかくて足になじみやすいのが特徴です。
オイルが多いということは、水を弾きやすいということなので雨にも強いです。

普通、新品のブーツを履くと革が固くて足がめちゃくちゃ痛くなるんですが、クロムエクセルレザーを使った1000マイルは、新品の時点で革が柔らかく、すぐに自分の足の形に馴染んでくれます。
それでいて革が肉厚なので恐るべしです。

そして、クロムエクセルレザーの最大の特徴は、ブラッシングだけで小傷を消すことができることです。

ウルヴァリン 1000マイル

試しに爪でつま先部分を引っ掻いてみました。

ブラッシングするとどうなるか・・・

ウルヴァリン 1000マイル

ご覧の通り、傷のあった形跡すらありません。
これは皮にオイルが多量に含まれているため、ブラッシングすると皮に馴染んだオイルが浮き出て傷をカバーしてくれているんです。

傷が消えるだけでなく、ブラッシングをすればするほど革にツヤが出てきます。
私は1000マイルを履いて外出した後は必ずブラッシングをしています。
それだけで革の表情が変わるので愛着が持てます。
また、オイルは元から多量に含まれているので、オイリングはワンシーズンに1回くらいでも問題ないです。
とにかくブラッシング。

着用画像

実際に着用している画像を見ていきましょう。

ウルヴァリン 1000マイル

ワークブーツらしく、ジーンズと合わせてみました。
写真のように、裾をロールアップしてブーツを見せるのがオシャレです。

ウルヴァリン 1000マイル

チノパンとの相性も良いですね。
足元の存在感が抜群です。

ウルヴァリン 1000マイル

スラックスと合わせてもカッコいいです。
クラシカルな雰囲気漂うコーディネートです。

ウルヴァリン 1000マイル

続いてブラックの1000マイルです。
黒スキニーと合わせるとモード感あるコーディネートの完成です。

ウルヴァリン 1000マイル

王道のジーンズとの相性もGOODです。
ブラックのブーツは汎用性がかなり高いです。

ウルヴァリン 1000マイル

スラックスとの相性もOKです。
6年履きこんだ1000マイルのくたっとした感じがたまらないです。

俺の”一生モノ”

私的に、ワークブーツは1000マイルがあれば十分かなという気がします。

買った初日から足に馴染んでくれる、雨の日でもガンガン履ける、履け履くほどクロムエクセルレザーの味が出る・・・短所が見当たらないです。

ブラッシングをすれば傷が消えてツヤが増してくるのが実感できるため、手入れが楽しくなります。
私が靴磨きに目覚めたのはこの靴のおかげといっても過言ではありません。
これからも増々愛着が湧いていくこと間違いなしでしょう。

そんな1000マイルブーツは私にとっての”一生モノ”であることは間違いないです。

クロムエクセルレザーの特徴を活かすのであれば、ツヤが目立ちやすいブラウンの方が良いかもしれません。